
「推しがいるから、毎日がんばれているな」と思うことが、結構ある。
仕事で疲れ果てて帰ってきた夜とか、意味もなく落ち込む日とか。ふとSNSに流れてきた推しの笑顔や一言で、なんとかメンタルを持ち直すことも。
だから、推し活は私にとって必要不可欠なもの。生活の一部であり、心の支え。
…なんだけど、最近ちょっと苦しくなってきた。
「あれ?なんか今月ピンチじゃない?」ってなる日々
推しの現場が続いた先月。
クレジットカードの明細を見て、「あれ?今月の生活費、足りなくない?」って本気で焦った。
「今週はパスタで乗り切ろう」とか、「カフェに寄りたいけど、家にあるインスタントで我慢しよう」とか。そういう”小さな節約“を繰り返している自分に気がついて、「さすがにまずいかも」と。
でも、推し活はやめたくない。我慢するほうがむしろしんどい。
だったらもう、自分の生活を見直すしかないじゃん、って思った。
スマホ代、こんなに支払っていた意味って…?
最初に手をつけたのはスマホの通信費。
なんとなくずっと大手キャリアを使っていたけど、Wi-Fiのある場所でしかネットは見ていないし、格安SIMで十分なのでは?と気づき、乗り換えることにした。
手続きも思ったより簡単で、月々の支払いが3,000円くらい減った。その分、推しの配信に課金したって、誰にも怒られないはず。こういう“地味だけど効く見直し”、もっと早くやればよかった。
サブスクも、そんなに観てなかったっていう事実
次に見直したのは、なんとなく続けていたサブスクたち。
「いつか観よう」と思っていた映画は結局観ていない。聴いていない音楽アプリとか、存在を忘れていたサービスもあった。整理してみたら、月1,000~2,000円は余裕で浮いた。そのお金で、次のコラボカフェ行けるなら、そのほうが何倍もうれしい。
保険って、「今の自分」に合わせてもいいんだなと思った
正直、一番後回しにしていたのが保険。
加入したの、いつだったのかも覚えていない。「今の自分に本当に必要?」ってところから考えてみることに。
保険の専門家に相談して見直してみたら、ちゃんと必要な保障は残しつつ、月々の支払いが減った。急な出費に備えながら、推し活を続けるためのお金も残せる。そんなバランスが、ちょっと見えてきた気がした。
節約、それは”推し活を守るための手段“
スマホ、サブスク、保険。
どれも劇的な変化ではないけど、合わせて月6,000~8,000円くらいは余裕ができた。それって、ライブのグッズ代+ランチ代くらいにはなる金額。
推し活は、楽しみたい。でも生活が破綻するほどの無理はしたくない。
だからこういう地味な見直しは、私にとって”推し活を守るための手段“なのだと改めて実感。
我慢する推し活より、続けられる推し活のほうがいい
私にとって推し活は、一時の娯楽じゃなくて、生きるモチベーションそのもの。だから、これからもずっと続けていきたいと思っている。
“推し活のために生活費を見直す”なんて、前は考えもしなかった。でもやってみたら、生活も気持ちも少し整って、前よりもっと安心して推しを応援できている。
結果的に、生活が整ったら、推し活も長く楽しめるようになった。たぶん、私にとってはそれが一番大事なことだったんだと思う。
生活者向けのイベントディレクターや広告ディレクター、雑誌・Webメディアの編集などを経験し、ライターへ。推しと美容と旅行が好きなどこにでもいる30代。